字を丁寧にかこうを指摘する方法

20101227-1 字をきれいにかこう
娘はお世辞にも字を丁寧に書いているとは思えないときがあり、
「字がきたない」
と、つい言ってしまいそうになりますが、
私が書く字もお世辞でも綺麗とは言えず、
そんなことを言われたら傷つくので何も言わずにいました。

どうやって声をかければ字を丁寧に書く事を意識してくれるかずっと考えていたのですが、担任の先生が、よく「丁寧にやりなさい」とおっしゃっていることを思い出しました。

それは字に関してだけでなく、なにをやるときにもよく口にしていることですが、字に関して意識してもらうときにも使えました。

写真は、早ね早おき朝5分ドリルをやり始めた時の、漢字です。
「5分でやろう」と言ったので、娘はいそいで書いてしまい、はじめはとても雑でした。
雑であることと、書き順を無視していたことを指摘したかったのですが、それを言うには、何といえばよいのか、少し考えました。

「丁寧に漢字は書けた?」
と、きいてみました。

娘は、
「かいたよ」
と、答えました。

う~ん。
このまま、「もう一度書きなおそう」と言っても納得してもらえそうになかったので、
どうしようか考えたのですが、私も思いつかず。

「書いているところをずっと見てたけど、書き順が間違っていたので、お母さんが書き順をちゃんと教えるので、もういちど丁寧に書きなおしてみようか。」
と言うと、すんなり、「わかった。」と、全部消して書きなおすようです。

実は、こんなことを言ったら「なんでそんなこというの!」と、怒りだすかと思っていましたが、
ちょっと、素直に受け入れてもらえたので、心あたりがあったのか・・・。

「いち にぃ~い さん よん ご ろくっ」
と、横で数字を数えながら、言うと、はねやはらい、とめもちゃんと意識して書いていました。

「おおお~!書きなおしたけど、前に書いたのより、すごくよくなったね!」と言うと、
「玉はまだならってないけど、おぼえた~」と、一言。
「玉はまだ、習ってなかったんだ。書き順もちゃんとあっていたよ。これは、お正月のお年玉の玉だよ~」と、言うと「しらなかった!そうなんだ~」と、かわいい反応も。

あなたが書いた字は、おかあさんが後で読むので、丁寧に書かれていないと、
何を書いたか読めないので、字を丁寧に書くことは、すごい大事なことなんだよ。

お手紙を書いても、字が丁寧に書かれていなくて、もらった人が読めなかったら、
せっかく書いたお手紙が読んでもらえなかったり、
せっかくもらったお手紙が読めなかったら、ざんねんだよね・・・。

ということを、ブツブツ横で喋っていると、
「わかる!それよくわかる!」
と、妙に共感されて、おどろきました。

20101227-3 字を丁寧にかこうを指摘する方法
次は、慣れてきたひらがなも、丁寧にかかないとな・・・。
というのは、まだ本人は気づいていないかもしれません。

あと、私も丁寧に字を書いてないことを、反省してます。
明日から、丁寧にかこーね!!

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