小学3年生(前期)通知表の見方

私の子どものころの通信簿とは変わっている、娘の通知表。
なんと前期・後期と2学期で評価されるので、夏休み前に見ることなくこの時期に目にすることに。

学校では保護者が集まり、この通知表の見方について担任の先生から毎回説明があるのですが、今年も参加していました。参加していて、良かったな。と思ったことなどをまとめておきたいと思います。

説明を聞いて、通知表を見る私が気をつけようと思っていたことはひとつ。
通知表を見て、出来ていない部分より先に、出来た部分を見つけて話す。

いつ、どんなタイミングで娘が通知表を私に見せてくれるのかわからないし、つい何か言ってしまう可能性もあったので、これだけ心に留めておくことにしました。

小学3年生の通知表

小学2年生の通知表とくらべ、さらに評価が複雑になっていました。
科目は、「国語、社会、算数、理科、音楽、図工、体育」の7科目。
それぞれの科目の項目があり、ソレに対して「よくできる できる がんばろう」と言った観点別評価が3段階でつけられています。

学習の目標におおむね達している場合は「できる」ということになり、応用ができ正確にできるようになっている場合は、「よくできる」と言う評価がされているようです。評価がされた時点で、基礎的な学力にまだ不足があるばあいは「がんばろう」という評価がされています。

私はこの「がんばろう」という評価が目にはいってしょうがありませんでした。
が、何も言いませんでした。

また、科目ごとに、総合評定と言う1~3の3段階の数字での、科目ごとの評価が追加されています。充分な学力に達している場合3でありますが、努力が必要な場合は1であります。

この評価は、クラス内での順番などで判断されているわけではないと説明をうけました。

学校生活の様子も「できる・もうすこし」と言った2段階の評価があり、忘れ物や健康に配慮しているか、友達との関係、きまりを守ることが出来るかと言ったことについての評価があります。

他、担任の先生からの所見が文章で書かれています。

通知表をみて母の私が気になったこと

通知表を見る側になってから、自分が子どものころのことを思い出していました。
子どものころ、親に通信簿を見せると、「うわ!2やないの!!!」とか「この科目だめじゃないの」と言った、出来ていない部分を指摘され、学年が上がるにつれそれをいわれることがわかっていたので、どんどんさめた気分になっていました。

自分ではがんばっていたと思っていた部分でも評価が低いと、まだまだだったんだな・・・とか、あ~がんばらなあかんな・・・と、自分で見て思っているところに、できてないと、親から言われると、わりとショックです。わかってるのに、あえて言うのか。と。

こういうことがあり、娘の性格を考えて、通知表を見てもできていることをおおげさに褒めてみようと思いました。別に、通知表を見て「できてない!できてない!」と、いわなくちゃいけない決まりなんか、そもそもないですよね。

さて、娘が時間割を終わらせたとき、私に通知表を見せてくれました。それは、突然です。
私は内心めちゃくちゃ焦りました(うわーこれ!さりげなく渡してきたけど、通知表じゃん!!!)と。

褒めること出来るかな・・・と思いながら、おそるおそる通知表を、開いてみた~~~!

うっほ・・・_ノ乙(、ン、)_

横で娘が、私のことをめっちゃ見ています。めっちゃ見ています。
私のコメントと反応を、ものすごく待っているのがガンガン伝わってきます!!!

「がんばろう」になっている部分が気になりますが、とりあえずスルー。
探せ!探せ!と思ったら、案外すぐに見つかりました。出来ていることは、とても多い。

私が「おお~~」と言ったら、
娘が「これ、わるいやろぅ・・・?」と言っていたので、
本人も出来ていない部分をみて、だいぶ気にしているようです。

すごいじゃん!と言ってみた

「すごいじゃん!」
実は娘は学校生活の様子がパーフェクトでした。
しかも、無欠席でした。1日も学校休んでいない!すばらしい!これを褒めました。

学習も躓きながらではありますが、意欲を持って前向きに取り組んでいて、テストでよろしくない点を取ったときは、自分でも「あちゃ~・・・」と思うようで、私に言いにくそうにしていました。

毎回、わからなくて出来ない時期は、娘も弱っていましたが、宿題なんかを通じて学習していたら、わからない時期はあるけれど、そのうちわかるようになる。ということを教えてきました。
やらなければ、わかるようにならない。といい続けてきたので、娘も私も、心折れそうなときもありましたが、先に進めたのではないかと思います。

「おかーさん!わかるようになったよ!」と報告してくれるので、
絶対先に進んでいると思うんですよね。

そんなわけで、あちゃ~・・・という部分もありましたが、すごいじゃん!いいぞ!と言った感じで、いろいろ話していると、娘から「わたし、これができてないわ・・・」というような話が出てきました。

これはできてないからやったら、よくなるよねえ・・・。どうする?
と、聞いてみると、「1日30分以上毎日勉強するんだっ!」と、言っていました。

よし、いいぞ。
これから伸びるぞ。
通知表は、子どもの心を折ってしまうことなく、さらなる学力をつけていくために活用するものなのだなということがわかりました。

でも、子どもが一番求めているのは、「親にほめてもらうこと」。評価の中にほめる部分がたくさんあればよいのですが、もしそれがあまり見当たらなくても、「生活の記録」など学校での子どもの様子が記された欄があります。その欄には必ず子どものプラス面が書かれています。通信簿を開いたら、まずよいところを、いつもより2倍も3倍も親が喜び、ほめてあげることが大切です。
「通信簿」で子どもをほめる【Benesse(ベネッセ)教育情報サイト】

よし。私、よくやった。
どの辺をやっていくかは、娘と通知表をみながら、この後、話すことになります。

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