~1匹150円だったアユ~
先日スーパーで、鮎を売っていたので、買ってみました。
娘はちょうど国語の授業で、ものの名前というのをやっていたので、
何気なく、料理を作る前に、お皿の上に調理する前の鮎をのせて、見せながらこんな会話を。
私「これはなんでしょうか」
娘「さかなです。」
言うと思った~!
鮎は食卓にそれほど並べたことがないので、おそらく名前を知らないはず。
私「この魚は生きているでしょうか?死んでいるでしょうか?」
娘「しにかけだとおもいます」
私「ぶー!たぶん死んでいます。」
娘「えっ!?そうなん?!」
私「うん、だって水の中にいないし・・・」
娘「このさかなしんでるの?」
私「生きてたら動くと思うんだけど、動かないよね」
私・娘 魚をじーーーーーーっと見る
娘「うごかないね。なんかかわいそう。」
ここから私の想像していないワールドへ突入・・・
娘「このさかなは、おとーさん、おかーさん、こどもで、みんなしんだん・・・」
私「家族かどうかは、わからないけど・・・」
娘「かぞくみんなしんでしまったん・・・(うるっ)」
どうやら、自分の家族と魚の家族(想像の世界)を、ダブらせてうるっとなっている様子。
この展開は、想像していなかったので、私が逆に焦り始めます。
私「今日、この魚、みんなで食べるんだけど。だから3匹買ってきたんやで」
娘「そうなんや・・・」
私「この魚は、あゆって言って、川に住んでる魚だよ。」
娘「あゆっていうんや・・・知らんかった」
私「この魚、よく覚えておいて。食べられるから。美味しいよ。」
娘「おいしいの!?たべたいたべたい(にこっ)」
私「ちゃんときれいに食べてあげような。」
娘「うん」
というわけで、この日の夕飯になった、コチラの鮎。
鮎は食べたことがなかったはずですが、とても美味しかったようで、「またたべたいな」と、言っていました。いつも食べる魚と味がちょっと違うでしょうという話しをしたり、さかなクンの話しで夕飯はもりあがりました。
いままで、魚の身をきれいに取らずに適当に食べていた娘ですが、この日をきっかけに、魚をきれいに食べるように気をつけるようになりました。
なんでだろう。