小学2年生になった娘が楽しそうにチャレンジや公文の問題集に取り組んでいるのを見ています。楽しそうなのですが、気になる点が何個かあります。
それでいいのか、いけないのか、私も判断に困っているので、ちょっと考えてみることに。
普通の感覚だと思うのですが、こうじゃないと絶対だめ!と思っているのかなと思ったのがコチラ。
- 問題集をやることが目的
- 問題集で全部丸(100点)になることが目的
- 間違えるといや
- やりたいときにたくさんやったり、やらない時がある
私はどうなの?と、自分の場合を考えたのですが、勉強していて自分はこうするというのを自分でみつけたので、これはおかしいなと思ってしまうのですが、そうなる前はどうだったのか?と考えると、確かに何か、心当たりがあるような気がしてきました。
どうなんだろう。と、娘の様子を見ながら思いますが、娘の気持ちを理解せずに、理解を示さないような態度をとってしまわないか、ちょっと考えます。
ここで話題にしているのは、
1年生入る前から現在までの様子を見た長い間の出来事なんですが。
問題集をやることが目的
チャレンジをやっているのですが、1か月に問題集が1冊、2冊届きます。
チャレンジの問題集は、無理のない量だと、娘も判断しているようです。
問題集を解いていくというのは、すごく楽しいみたいですね。
はやくはやく先に!という気持ちがあるようです。
「問題集をやること」という表現というより、
「問題をやっつける。」みたいなニュアンスで、
「答えがかけたら終わり!」といった感覚があるようです。
答えがかけたら次のページに進めるので、問題をちゃんと読まずに適当な答えを書いたりすることもあります。でも、問題が難しくなってきたり、100点をとりたいと思った時、こういうことをはじめました。
(1)親に答えを聞いてくる
(2)答えの冊子をこっそり見て答えを書き写す
私も子どものころにやった記憶があります。
親に答えを聞いてくると、私も夫も問題の解き方を話し始めますが、娘が聞きたいのは、とき方や考え方じゃなく答えの時、不満で親の話しをすごく退屈そうな顔をして聞いています。
親の誘い方が悪いので、一度ちょっと誘い方を変えました。たとえば、こんな感じ…。
「この問題の解き方なんだけどね…。たぶんね、おかーちゃんだけのとき方だから、他の人に聞かれたら恥ずかしいんだよね。おとーちゃんには秘密にしてほしいんだけど…聞く?」
私、ずるい~!(><)
でも、娘はめちゃくちゃくいつきが良くて、
「なに?どんなはなし?ひみつにするから言って!」
と、言ってきました。
自分でもちょっとふざけて言ってみたので、
内心驚き(えええっ…)と思いましたが、これで時計の話しを聞かせることができました。
問題集で全部丸(100点)になることが目的
問題集をやることと、100点をとることが目的になっているようなので、
100点をとるために、自分で考えて正解を書くより、ズルして正解を書こうとはじめました。
それほど間違った感覚ではないですが、ズルしようとするのは、私は共感できません。
すでに、学習しているものなら、自分の力だけで黙々と問題集をやっていますが、
まだ習っていないもの、つまり授業の予習になってくると、考え方も分からないので、
家庭学習の場合、周りのサポートが必要になります。
「なんでそんなズルするの!」と言ってしまう前に、たとえば
「これ、学校の授業でやった?」と、きいてみたりすると、
「やってへんねん・・・。」と、言ったりするので、教科書を出して教えてあげたりすると、自分で解けるようになり、帰ってきた時に「これきょうがっこうでやったよ!」と言っていました。
わからないものは、どうしても間違えてしまうし、間違えることはいやなことなので、
ズルをして正解を書くようなことをさせてしまわないために、
家庭学習では、わからなくてもいいんだよ。一緒にやろうか。どういう答えになるか見てみようか。と、声をかけ続けていると、「わからない」部分を、教えてくれるようになります。
100点をとるためにおかーちゃんが熱く語り始めた日がありまして、私のことなんですが…。
要約すると、問題をしっかり読みましょう。でした。
問題がわかれば答えはわかるけれど、問題の文章が理解できていないことがあります。
たとえば「□の中の~を」という問題で、「□の」の部分を理解していなかったりすることがあります。それがわかってないことを自分でも気づいていないことがあるので、問題が理解できているのかこっそり探ってみたりします。
あと家庭学習だと融通がきくので、○×だけの評価以外にも、「すごくきれいに字が書けた」とか「問題を解くときの姿勢がすごくよかった」とか「すらすらとけた」と言った評価を、こんなんするのは、おかーちゃんだけやで。と言ってするようになって、意識は少し変わったかなと思います。
間違えるといや
問題の丸付けをしていると「ピンをつけないで!」と、すごく怒っていました。
(間違っているものは、間違っているのだから・・・)という感覚が私にはありますが、
私とは違う何かがあるようで、ちょっとそれがまだ理解できていません。
ピンをつけるのがいやということですが、どこを間違えたのかは、あとで私の参考になるので、
ピンをつけずに、☆マークを付けたり、間違いを直したものは、二重丸にしたりしています。
間違えることがいやで、間違っていても丸をつけて!と言っていた時もありましたが、
ちゃんと間違いを直すことも、理解してくれてよかったです…><。
やりたいときにたくさんやったり、やらない時がある
よくあるムラです。
すごいやる気の日があったり、全くやりたくない日があったり・・・。
わからなくもないので、特に何も言わなかったり、
そもそも集中力が続かないので、たくさんやったりすることが実は無理だったりするので、
たくさんやろうとしているときには特に何も言いませんが、
まったくやらない時がないように、声をかけるようにしました。