~ダンゴムシつかまえてきすぎ~
私は子どもの頃、家の庭やその辺の畑でずっと遊んでいて、身近な生き物には専門的ではないですが、ほんのちょっと詳しいです。
たとえば、石や植木鉢をひっくり返したところにいる、ダンゴムシ。
ダンゴムシは、どこにでもいて、どんなところにいるかさえ知っていれば、動きがのろいのでつかまえやすい虫です。つかまえたあと、ケースに入れて飼育したとしても、餌もそれほど苦労しないで用意できるし、子どもにも飼いやすいと思った虫でした。
丸くなるのでかわいいので、娘が小さなころに絵本を読んであげました。
そんな娘が最近たくさんダンゴムシをつかまえてきました。
子どもたちが何人か集まって、そこら辺の近所の木の下なんかを、探しまわったようで、たくさんのダンゴムシがわが家に・・・。
ダンゴムシがいれば、その辺の落ち葉何かを食べて肥料っぽくしてくれるので、落ち葉をいれてやって、ちょっと鰹節みたいなものをやれば、どーんと増えそうです。
子ども(卵)を産んだメスは特におもしろくて、お腹に黄色がかった白い卵をいっぱい抱えています。それが孵化したら、メス(たぶん)のお腹にちゃちっこいダンゴムシの赤ちゃんを抱えてるはずなので、それを見るとちょっと気持ち悪いだか、感動するだかしたので、娘にも一度見てもらいたいなあ。
子どもの頃の私の観察では、背中に模様みたいなのがあるほうがメスで、体が大きいやつをひっくりかえしてお腹をみたら、白いものを腹につけてることがあります。それが卵か、赤ちゃんです。
赤ちゃんが大きくなると、お腹の袋みたいなのを破って、ちいさなダンゴムシだらけになりますが、小さすぎるし、土に隠れるしでわからなくなっていました。
夏ごろに卵を産んでいた気がするのですが・・・忘れてしまいました。
ちょうど家にいるので、卵産むか観察してみますね。
私が読んであげていたのは、福音館書店の『ぼく、だんごむし』。
読み聞かせなら4歳くらいから、自分で読むなら小学校低学年からだそうです。
絵本ですが、ダンゴムシのことを、よく知れる本だと思うので、私のおススメです。
図書館なんかで探してみてください。
ダンゴムシを近くで見るのはちょっと…と思われる方でも、
よっぽどきらいじゃなければ、絵もかわいいので抵抗なく見られるかと思います。