「江戸東京たてもの園」には江戸時代から昭和初期時代の建築物が園内にたくさんあり、誰かのうちに勝手に入ったり出たりできるような感覚で建物を鑑賞することができる。料金は、一般400円で4歳の娘は無料。
ビジターセンターに行き、そこにあるフロントでベビーカーをレンタルする。娘はそれにのり園内へ。
ビジターセンターには図書室もあり、お土産など購入できるミュージアムショップでは宮崎駿のデザインのシンボルキャラクター「えどまる」という枝豆のようなキャラのグッズも販売されている。記憶があいまいだが、ジブリの「ぱんだこぱんだ」という作品に収録されていた対談している場所が、たしか江戸東京たてもの園内のどこかの建物の中だった気がする。ビジターショップではスタンプもあるので、娘が喜んでスタンプを押していた。
まず西ゾーンを見て回っていたのだけれど、民家があり、その中の綱島家ではボランティアの方が、いろりの横に座っていてちょっと雑談する。話をしているといろりに火をおこしてくれた。
家の中に木が燃えるにおいが広がって、初めて会う同士なのにいろりを囲んでいるとなぜか家族になったような感覚になった。
長居はしていられなかったので、名残惜しく綱島家を後にし、まわっていると、またボランティアの方がいて娘に手作りの風車をプレゼントしてくれた。娘にとってははじめての風車だったので、とても喜びベビーカーに乗りながらくるくるまわして夢中で遊んでいる。
「こんなに素朴なおもちゃでも楽しく遊ぶことができるんだから、わざわざ高価なおもちゃは買わなくてもいいねえ。」などと夫婦で話す。
参照:江戸東京たてもの園:ボランティア活動
ベビーカーを押していると、建物の中に入るのが一苦労だ。
しかし、車いすやベビーカー用に入るスペースは用意されている。
ただ建物の中は、階段や段差がありベビーカーで建物の中を見て回るのはちょっと無理。
なので、夫婦で変わり交代で建物を見て回った。
わたしは民家も楽しみだったんだけれど、やはり一番見たかったのは、昭和初期の建築物だった。