上賀茂神社に初詣した後、京漬物の御すぐき處なり田さんという、お漬物屋さんで千枚漬を買いました。すぐきが有名なのに、千枚漬を買ったのには理由があって、夫が「せんまいづけ食べたいなあ」と言っていたからです。
なり田さんのお漬物の中でも、すぐきと千枚漬は値段も高価で、贈答用やお土産にもよさそうです。(ただ移動が長いと傷むのが気になって買えません)
上賀茂神社近くの店舗が本店で、京都の高島屋と伊勢丹でも買うことができるようです。
本店は、立派なたたずまいで、店内も普段なかなか見ることがないような建物なので、機会があればお買い物がてら建物も見てみてください。
京漬物すぐきの「なり田」
上賀茂にあるお店の様子
上賀茂神社の近くにあるお店に足を運んでみました。
ここがお店なの?というたたずまいで、なかなか気づかないような感じです。
お店の入り口にはのれんがかかっていますが、いつも行っているようなお店とは違って、入っていいのか少し戸惑います。でも、ガラガラ~と、中に入ります。
お店の中がどうなっているのかは、行った時のお楽しみということで、ここでは書きません。
自宅用に買いました。千枚漬を
なり田さんのお店では、すぐきを買うことがありますが、今回ははじめて千枚漬を買ってみることに。京都のお漬物はお土産用や贈答用に買うことが多く、普段食べるお漬物としては、京都に住んでいても、私はそれほど口にすることがありません。(ただ、試食出来るので、味はどうなのかは知っています)
千枚漬やすぐきといった高級なお漬物でも、一般家庭向けにスーパーでも売られていて、食べたいときにはそちらを買って食べることがあります。
こちらのなり田さんに足を運ぶ時は、お土産などを買いに行くことがほとんどで、自宅用に買ったのははじめてですが、千枚漬は高級品ですね!
なり田さんのお母さんが、自宅用でも、普段通りきれいに包んでくれました。
なり田の千枚漬
学生時代バイト先で、千枚漬の作り方を教わったのですが、昆布を使ってとろみのある千枚漬を作るのは、なかなかむずかしいのよ。なんて言われたのを思い出しました。
お漬物屋さんによって、それぞれ甘さや、酸っぱさ、塩辛さといった味の違いのほかに、この昆布のとろっとした具合も違っていて、わたしは、濃厚なとろとろしているものが好みです。
味は、どちらかといえば甘めのものが好きです。
千枚漬は冬のお漬物で、この季節に食べたくなるお漬物です。
聖護院かぶらで作られるなり田の千枚漬は、保存料や添加剤などは一切使用せず、手作りで作られているそうです。賞味期限も製造日より6日間ということです。
日持ちはしませんし、長時間持ち歩くのは避けたい感じではあります。
いつだったのか忘れましたが、青空レストランで、お漬物を漬ける様子が放送されていて、それを家族で見ながら、「ここ知ってるね!」と話題にした記憶があります。
贅沢でした千枚漬
めったに食べることがありませんが、なり田さんところの千枚漬は美味しかったです。
優しく素朴な味ですが、こういうお漬物はなかなか口にする機会がありませんから、千枚漬は贅沢でした。
あっさりしたものなので、ごはんと一緒に。という感じではないかなと思いますが、お酒を飲まれる方にも喜ばれそうです。
「千枚漬」も冬のお漬物ですが、「すぐき」も冬が旬で、「毎年11月末から12月初旬頃にその年の初物が漬け上がる」ようなので、今年出来たすぐきも食べたいですね。
千枚漬とは違って、すぐきは日持ちするようです。