愛知に住んでいる友人にいただいた、大和屋の守口漬。
お土産と一緒に会いに来てくれて、あと、おめでたいお話しを報告してくれてありがとう。
はじめて見た守口漬。
これは、なんでしょう。お漬物のようですが。
大和屋守口漬 目次
守口大根は長いなあ
この守口漬は、名古屋駅のお土産屋さんで買ってくれたそうで、愛知の方にはそれほど珍しくないもののようですが、私ははじめてみました。名古屋の名物だそう。
パッケージを開けて、中に入っていた説明書を読みました。
守口大根という大根の種類があり、その大根のお漬物のようです。
説明書の写真には、女性の背丈ほどある、ごぼうみたいな細長い大根を持っている女の人の写真が載っていました。
「長っ!!!」
気になって、Wikipediaで調べてみると、世界最長の大根だと記載されています。
通常の大根より細長く牛蒡のようである。世界最長の大根であり、長さは120cm、最大は150cm以上(200cmになることもある)に成長する。味は辛いとされる。
守口大根 – Wikipediaより
これをお漬物にしているのですね。
大和屋守口漬総本家の守口漬
銀色のパッケージを開けてみました。
味は、奈良漬に似ているよと聞いていましたが、見た目が想像していたものと違っていたので、驚きました。瓜(うり)みたいなものが入っていると思ったら、細長いものが入っていました。
製造方法をインターネットで検索していましたが、塩漬→下漬→酒粕で何度も漬け込む→仕上漬という手順が書かれていました。(参考:守口大根と守口漬)
ちょっとしたお漬物なんだな。と思っていましたが、作るのにとても手間ひまをかけていることがわかります。ありがたや。ありがたや。
きれいな琥珀色の守口漬
酒粕で漬けているということで、周りにたっぷり酒粕がついている状態で、わたしは非常に水で洗い流したい気持ちになりました。洗い流さずにと書かれていたので、ここで洗いたい気持ちをぐっと我慢して、周りの酒粕を洗い流さず切って食卓に並べました。
おお!きれいな色。
味は、何回か食べたことのある奈良漬に似ていて、甘めのお漬物。
お漬物といえば塩辛いものばかり食べていたので、ご飯と一緒に食べるのは少し抵抗があります。でも、佃煮みたいで美味しいですね。子どものおやつにちょっと出してあげると喜んでぽりぽり食べていました。
守口漬の酒粕も使える
後で、しまった!と思ったのですが、守口漬の大根だけ食べて、残りの酒粕はつい捨ててしまいました。でも、残った酒粕を利用することもできたのですね。自家製の即席粕漬が作れるチャンスだったのに。もったいないことをしてしまったと、ほんのりと、心残り。
【野菜の一夜漬】
残りの酒粕に少量の塩を加え、胡瓜や大根を一晩漬け込と浅漬感覚の粕漬ができあがります。
【魚の粕漬】
残りの酒粕に鱈などのお好みの白身魚の切り身や貝柱などを2~3日漬け込んでから焼くと、香りの良い焼き魚になります。
守口大根と守口漬より
次回、食べる機会があるかもしれないので、忘れないようにメモです。