自粛生活中に作ってみたかったレシピに挑戦するシリーズ。第一弾は、栗原はるみさんのレシピで作る「カステラ」です。
今まで、自宅で「カステラ」作るなんて、ハードルが高いっ!カステラは買うものだと思っていましたが、カステラは自分で作ることができました。
メレンゲを作るので、電動ハンドミキサーがないと作るのが面倒だったと思います。誕生日用のスポンジケーキを作るために買ってからほとんど使っていなかったので久々に使うと楽しかったです。
オーブン(カステラを焼く)、電動ハンドミキサー(卵を泡立てる)など、普段は使わない道具を使うので時間と手間はそれなりにかかった感じはします。
はるみさんのレシピで作るカステラの材料
栗原はるみさんのカステラのレシピは、HPで公開されています。
カステラに必要な材料は、自宅にあるもので作れます。
- 卵
- グラニュー糖
- 強力粉
- はちみつ
- 牛乳
- みりん
- サラダ油
- ざらめ糖
うちはグラニュー糖とざらめ糖がなかったので、グラニュー糖は買って、ざらめは使わずに作りました。はちみつなんかもないことが多いですね。
バターがなかなか手に入らなかったりするので、手に入りにくい材料があると、気軽に作れないのですが、カステラのレシピは作りやすい材料だと感じました。
材料は揃っても、お菓子作りは道具がなかったりして作るのを諦めることも多いですよね。
カステラの作り方を見ると、卵を泡立てる必要がありハンドミキサーがあるとよかったり、型に入れてオーブンで焼いたりするため、難易度が高く作る前に諦めていました。
カステラ作りに使った道具
カステラ作りに使う道具は、普段の料理では使わない道具が必要でした。
- オーブン(オーブンレンジ)…カステラを焼く
- クッキングペーパー…カステラの型に敷く
- 泡立て器(電動ハンドミキサー)…卵黄、卵白を混ぜる・泡立てる
- ふるい…小麦粉をふるう
- 型…カステラをいれて焼く
先にも書きましたが、泡だて器でもがんばればできますが、電動ハンドミキサーがあったので短時間でメレンゲを作ることができました。
はるみさんのカステラの写真のような正方形の型はなかったので、スポンジケーキ用に買った丸い型で焼きました。
カステラの型がない時は新聞紙が使える?
インターネットで、他のカステラのレシピを見ていると、カステラの型を新聞紙で作っているレシピがあります。(木で型を作るところからはじまっているレシピもありました)
例えば以下の2つ。クックパッドの人気カステラレシピと、味の素パークに掲載差れていたレシピです。
よく考えてみると、クッキングシートは特殊な加工がされてた紙ですが、燃えていませんね。
栗原はるみさんのレシピにもずっと気になっていた部分があったので引用します。
型を使わずに、厚手のお菓子の紙箱や空き缶などを代用すれば、そのまま気楽な手みやげにも。
https://www.yutori.co.jp/recipe/?_action=detail&recipe_id=355
レシピには詳細は書かれていませんでしたが、”型を使わずに、厚手のお菓子の紙箱や空き缶などを代用すれば”と書かれている意味がわからないままでしたが、型は紙の型でも代用が可能ということだったのでしょう。
紙で作った型で試してみようと、生協のカタログ(紙)とクッキングペーパーで型を作ってみました。
カステラの液が紙にしみないか心配でしたがクッキングシートの耐水性のおかげで、紙にしみていません。
紙が薄すぎたんでしょう。私がつくった紙型では不安定です。持ち上げると、重みに耐えられず、底が抜けそうなので、オーブンレンジに入れるまでヒヤヒヤしました。
カステラを焼くのは、電子レンジのオーブン機能です。
オーブン、180℃で10分。160℃で25分焼いて取り出したのが上の写真です。
型が無ければ、紙で作った型でも代用できることがわかりました。
娘も興味があったみたいで「ブラウニーを焼く型がないから今まで作らなかったけど、紙の型でもいいなら、ブラウニーも作れるなあ」と言っていました。
型はなくても代用できる裏ワザもあるようだが、型で焼く方がいい。
卵白はよく泡立ててかたいメレンゲを作るのがコツ
卵白を泡立ててつくるメレンゲの出来によって、カステラの仕上がりが変わってくるみたいです。
レシピでは、“よく泡立ててかたいメレンゲを作る”とか“しっかりしたメレンゲを作る”と書かれていますが、どんなメレンゲを作ればいいのかわからない時は、あらかじめ調べてから作った方が出来上がりが良くなると思います。
上の写真の焼き上がりは、メレンゲの泡立てが足りなかったのですが、砂糖はレシピ通りにつくりました。
チョコレートを入れた生地がものすごい膨らんだし焦げました。
プレーン生地部分は、メレンゲをしっかり泡立てて作ったので、きれいにできあがりました。
しかし、チョコレート味にアレンジした部分だけが想像以上に膨らんでしまい、表面がものすごく焦げてしまいました。
メレンゲはしっかり泡立てると、ふんわりしたきれいな仕上がりになる。
チョコレートソースを入れて甘さが増した部分だけ、ものすごく膨らんだので、砂糖の割合についても考えるようになりました。
砂糖を少し減らして作った結果
砂糖の分量を変えると仕上がりに違いがあると以下の記事で見ていたので、どうしようか迷ったのですが、(甘いな…)と思ったので、レシピのグラニュー糖を100g→75gに減らして作りました。
結論としては、はるみさんのレシピ通りに、卵4個・グラニュー糖100gが出来上がりがきれいで美味しいです。
やはり、レシピに書かれている砂糖の分量を変えてしまうと様々な仕上がりに違いが現れてしまいますね。
ついつい分量を変えたくなってしまう砂糖ですが、おいしいお菓子を作るにはむやみに分量を変更せずにレシピ通りに用意することが大切なようです
レシピの砂糖、減らすとどうなる?増やすとどうなる? | cotta columnより
砂糖の増減については、私の結論も記事の結論と同じ感触でした。
味についてですが、レシピ通りだと、子どもたちは大丈夫だけど、私は甘いものが苦手なので甘すぎます。
カロリーなど
レシピどおりの分量で作ったカステラのカロリーなどを、カロリーSlismで調べた結果は以下になります。(※ざらめ糖はいれていません。)
子どものおやつにはいいかな?という印象です。酸っぱいフルーツも一緒に食べられると、よいかもしれません。いちごとか。
子どもたちのおやつにはちょうどよいですね。(2回言う)
簡単で美味しそうなカステラレシピ
自宅でカステラって作れるんだなあと、身近に感じてきたところで、私が過去に見たけど作るのは無理そうと思ったカステラのレシピを最後に紹介します。
なかしましほさんのカステラのレシピ
なかしましほさんのカステラのレシピは、バターやヨーグルトを使ったしっとりした仕上がりのカステラが美味しそう。
写真がきれいで、さすが、なかしまさん!と思うばかり。
小田真規子さんのカステラレシピ
基本のでかカステラ | 小田真規子さんのレシピ【オレンジページnet】
プロに教わる簡単おいしい献立レシピということで、オレンジページに載っている卵10個作る「でか」カステラのレシピ。
新聞紙とアルミホイルを使った型(約20×20×高さ8.5cmの型)の作り方も写真付きで載っています。小田真規子さんのレシピはいつも楽しくユニークでいいですね!
卵4個で作ったカステラは、あっ!という間に子ども達のお腹に消えていきますね。失敗するのは怖くなる量ですが、この大きさなら人が多くても安心でしょうか。
絵本「ぐりとぐら」のカステラレシピ
こちらは、福音館書店に掲載されている、絵本「ぐりとぐら」のカステラのレシピです。
卵2個に、さらに卵黄1個を追加して、絵本のかすてらに近い仕上がりになるのかな?フライパンを型にしてオーブンレンジで焼くのもよさそうです。
小さい子たちのおやつにちょうどよさそうな分量ですね。
カステラ作り雑感
自粛期間中だったこともあり、普段なら面倒で作らなかったカステラレシピに挑戦してみました。
砂糖の分量とできあがりの関係や、型がなければ紙も使えるなど新しい学びもあって楽しかったです。
(やっぱり家で作ったカステラらは家の味だなあ)と長崎のお土産のカステラに思いを馳せながら、家で作ったカステラは「なんか、甘いものがたべたい!」と言う食べ盛りの子ども達のおやつには最適で、幸運なことに好評でしたよ。