米派のわが家でも食パンはよく食べられるパンのひとつですが、買いすぎてしまった時の保存方法についてインターネットで調べてみました。
去年の春くらいに、ヤマザキ春のパン祭りのシールを集めるため、食パンを買いすぎしまった話を、知人にしたところ食パンは「冷凍保存ができる」ことを教わりました。
納豆が冷凍保存できるというのも去年知りました。
食パンは、カビがはえた・かたくなりすぎた・パサついたという状態になると、食べられなくなったり、美味しさが感じられなくなったりと、魅力がダウンします。
カビたり乾燥する前に、食べられないと気づいたら、冷凍保存してみてはいかがでしょう。
※追記※
私の撮影した写真はブレていていまいちなのですが、冷凍保存しているところの写真がわかりやすい記事があるので、こちらを参考にしてみてください。
食パンを美味しく食べる冷凍保存の方法
食パン冷凍 目次
食パンとカビの関係
「食パンの水分活性値は0.96とカビの生えやすい食品」ということで、山崎製パンのサイトで、パンのカビ発生のメカニズムについて情報が公開されています。
夏場、ちょっと目を離した隙に、パンにカビるんるんが大発生しているといった経験はあるかと思いますが、カビが好きな環境がどういったものか記載されています。
一般にカビの発育は低温では緩やかで、高温では速いため、夏季にカビの発生が多く見られます。また湿度が高いとカビの生育が速いため、梅雨の時期にもカビの発生が見られます。
食パンの取り扱い説明文に、開封後の食パンの保存方法は冷凍庫での保存と書いてありますが、これはパンの硬化を遅らせることが目的であり、カビの発生を遅らせるには、冷蔵庫の保存で十分です。また、食パンの耳にカビが生えにくい理由は、スライス面に比べ耳の部分に水分が少ないことによるものです。
山崎製パン | パンのカビ発生メカニズムと保存試験の結果について
「この量は、食べられない」と判断した時は、冷凍庫で保存しておくのが自分にもできる対処法だと思いました。
そういえば、きらわれがちなカビですが、カビがはえないということのほうが、恐ろしいですね。
食パン冷凍保存の方法
冷蔵庫→[×]パンの保存に向いていない
冷凍庫→[○]パンの保存に向いている
パンを保存するときは?
味、香りを新鮮な状態に保つには、ラップやビニール袋等で包み、冷凍保管するのがお勧めです。パンは固くなったり、食感のパサつき、味の低下が0℃~4℃で最も早く進むといわれていますので、冷蔵庫での保管はおすすめできません。
山崎製パン | 商品に関するお問合せ
サランラップやジップロップを製造している旭化成では、「サランラップ®」や「ジップロック®フリーザーバッグ」を使った冷凍保存の方法が書かれています。
パンは冷蔵室が苦手。主成分であるデンプンが最も老化しやすいのは0℃付近。冷蔵室の温度帯は3~5℃。パンは冷蔵保存には不向きなのです。
食パン|食材別!ぴったり保存方法|旭化成ホームプロダクツ
ふと疑問に思いましたが、冷凍庫に空きがないであるとか、冷凍できない場合はどうすれば。
食べる時は、凍ったままオーブントースターで焼くと書かれていますが、焼かない場合はどうしたらいいんでしょうか。
ラップアンドジップやってみた
なにはともあれ、実は私は食パンを冷凍できることは知っていても、スーパーで売っている食パンを袋ごと冷凍庫に入れていました。手軽でいいのですが、どうも食べる時、パサついているような気がしてなりません。
ということで、旭化成のサイトで紹介されていた、「ラップアンドジップ」をやってみることに。
サランラップで、パンを包みました。
(なんだか、1枚ずつ包んでいるとサランラップが勿体ない気も。)
ラップで包んだパンを、ジップロップの中に入れて、空気を抜いて冷凍庫に入れます。
お肉などの冷凍保存方法も、ラップアンドジップがイイみたいですね。
空気を入れないでというのがポイントみたいです。
冷凍保存した食パンの食べ方
冷凍保存した食パンは、そのままオーブンで焼けばいい。とのこと。かなりお手軽です。
焼いて食べない場合はどうすればいいのかというのを調べていたら、パン粉にするという情報があったので、冷凍した食パンを、おろし器で細かくしてみました。途中までは順調にパン粉になっていましたが、手の体温でパンが解凍されはじめると、うまくおろせなくなってきます。
うまくパン粉にできない部分もあったので、牛乳を入れてハンバーグのつなぎに使うことに。
普段使うパン粉とは違って、食パンの味が強かったらしく、出来上がったハンバーグはチーズを入れたみたいな風味になりました。
食パンを使ったアレンジパンのこの記事もよければご覧ください♪
→ラピュタパンと呼ばれ親しまれている食パンアレンジレシピを夏休み前に練習した母は私です