娘が産まれて、小学生になるまでの思い出ばなし(5)

20101114.-1. 娘が産まれて、小学生になるまでの思い出ばなし(5)
まだまだ、あどけなさが残っていて、かわいい小学1年生の娘。
私は、家族が就寝すると「あーやっと今日は終わったー!うれしいー!」と、思います。
でも、たまに「ああ、これでこの人たちと過ごす時間がまた減ってしまったなあ」と、しんみりとした気分になる夜も、あります。
実は、お金の計算をしている時「あと何回家族そろって食事ができるか?」というが気になり、電卓で計算してみるとその回数がわかってしまいました。それはきっと正確な数ではないと思いますが、私の残りの人生で家族そろって食事をする回数って数えられるのか!!!と、私にとっては大きな衝撃でした。
日常、当たり前に繰り返していることも、ずっと続くわけではないんだなあとわかってしまうと、今は大事だと思いますが、ほんとにそう思ってるの?というような日常を繰り返しているのも、事実です。
ということで、この記事は、娘が産まれて良かったな~と思ったことを話題にしてみようかと思います。

見守るということ

20101114-1 娘が産まれて、小学生になるまでの思い出ばなし(5)
人との関係で立場が変わったとき、新しいものの見方に気づく事も多いかと思いますが、育児も似ているようです。
保守的。つまらなくなった。つれない。おもしろくない。
なんていう声も聞こえてきそうですが、ホントに自分がそんな人になるとは想像していませんでした。なりたくないと、自分が子どもの時、思った記憶があります。もっとわやくちゃな親になってしまうのではないかと思っていたのに、そうなの!そうなっちゃうの!と、自分でも振り返ると驚きます。
若く子どもがいなかった時代の私は、今思えば自分がステージに立っていたような感覚がありましたが、娘を意識している私は、ステージの脇でステージに立っている娘を見守っている人になった感覚があります。そうなったことが、私は実はいやではないようで、それが楽しいと思っているようです。
なんか私という存在が消えた気になる。私って何なの?
と感じて、複雑な気分になった時期は娘が2歳くらいにピークでした。
典型的な「○○ちゃんのおかーさん」の自分探しの旅みたいな感覚を覚えて、ズコーンってなったのを思い出しました。今は「○○ちゃんのおかーさん」も含めて、自分にいろんな名前ができて、面白がっています。

許すということ理解するということ

子どもと向き合うことで、自分と向き合う結果になることが多いです。
子どもを変えられたと思うことのほとんどは勘違いで、おそらく自分が変わったなのだと思います。
子どもと接していると、
なぜそんなことをする。なぜわからないんだ。どうしてそうなった。
と、大人になってしまったわしには、理解できない・信じられないと腹をたてることが多くなりました。
そう感じさせる言動が、明らかに、私に対して悪意があり攻撃的なものならば、きっと私は腹を立ててもいいかと思いますが、子どもの場合はそうではありません。少し冷静にならなければいけませんでした。
たとえば、かわいいエピソードだと、
ある日突然、アホやうんこを連呼する。などと言うことが起こります。
子どもは、大人が過剰に反応するその言葉を言うことで周りの反応を見て面白がって、何回も繰り返して遊んでいるようです。
大人が反応することはわかってはいるようですが、それはあまり口にしてはいけない言葉だということを理解していません。喋り始めた年齢だと、だめよ。と制するよりも、周りが無反応を貫けばすぐにやみます。
ただ、言葉の意味を理解して人を傷つけようと発した言葉に対しては、無反応ではいけないと思っています。それは口にしてはいけない。と、私の判断で理解してくれるまで何度もいいます。
自分がそれを言っていいと思える人は娘がいなければ誰にでも言っていいと思っていた身の程を知らない自分にも気づきました。
年中・年長さんくらいになると、いいのか悪いのか大人に善悪などの基準について叩きこまれはじめるので、子ども同士で「それはだめよー」「ごめんなさいしなさーい」と、子ども同士でお互いを注意しあったりする光景を目にしました。
生まれた瞬間からこれまで一緒に過ごした人として、いったい私が何を私が教えたでしょうか。
それを理解せずに、人としてとてもひどい反応をしているのは、私のほうでした。

笑ってるのがいい

20101114 娘が産まれて、小学生になるまでの思い出ばなし(5)
娘が、母親というより私に対して望んでいることのひとつに、私が笑っていることがあるようです。
私は、こんなピュアな世界があるのかとビックリしました。
まだ赤ちゃんなのに…と思っていて油断したのですが、娘と二人の時、育児が辛くて泣いた姿を見せてしまった時、もしかして私のことを心配している?と思う行動をしたことがあり、その時から不思議に思っていました。
言葉をしゃべることができるようになると、ある日、娘がふと、こんなことを言いました。
「まま わらって」
出産してからだいぶたって落ち着いてはいましたが、正直、育児がきついと感じていました。
愚痴ることも知らず、少し手を抜く方法もわからず、疲れて笑顔が消えていたんでしょう。
この時は、私がイライラしているときに限って、娘が泣いたりダダをこねたりする!ホントにきつい。と、感じていました。娘がぐずり続ける上に私もイライラしており、夫もイライラし始めて、家中が邪悪なオーラで包まれる日が続いたこともありました。
これでは一家全滅だー!と、どうしよう!と焦った時に、思い出したのが娘の言葉「まま わらって」。
めっちゃイライラして疲れ果てているけれど、ほんまにこのままではあかん。と思い、何も方法が思いつかなくなった私は、笑うことすら腹立たしいくらいの心境でしたが、笑ってました。
傍から見たら不気味ですよね……(;;)
でも、なんだかこれは成功したようで、娘がぐずることも少なくなり、その負担もだんだんと減って、落ち着いた日々を過ごせるようになったことで、普通に楽しく笑ったりする日々を過ごせるようになっていました。辛気臭さから解放されてよかったです。
正直この時期は、なんで誰も助けてくれへんねん!だとか、娘のせいで疲れているとも思っていましたが、家庭環境を振り返るきっかけにもなり、よかったと思っています。
今では娘に「かおがへん!」「またおこってはるわ!」と、私が元気をなくしそうになると教えてくれます。
娘がいるだけで、家中がびっくりするくらい明るいです。
退廃的な文学が好きな私にはすこしきつい明るさですが、それも悪くはないです。

むすめのせかい

20101114-2 娘が産まれて、小学生になるまでの思い出ばなし(5)
この記事で、思い出ばなしはおわりです。
最後に、私のが記録している、娘のおもしろ発言を書こうかなと思います。
しゃべりはじめたころのいいまちがい
「ばたなん ばたなん ば~た~なん♪」
バッタさんのことか!と思ったら、バナナでした。スーパーに娘と行った時、わかりました。
「ずんぼ ずんぼ」
文字を読んだだけでは面白さが伝われないのですが、実際に聞くと、かなり笑えます。
今はもう、言ってくれなくなりました。この話しをすると、娘にちょっと怒られます。
「ゆんぐびきた~」
何がきたのかと思ったら、郵便配達の方でした。ゆうびんきょくのことらしいです。
ポストを指さしてゆんぐびっ!と自慢げに言っていたのですが、指が切れたん?と思って娘の指ばかり見て、指さしているポストに気づきませんでした。
Twitterに投稿したわたしのつぶやきより
娘ドリーム発言 「タオルって雲からできてんねんでー。紙はちっしゅからできてんねん。くつしたは紙からできてんねん。パソコンはどぼっどからできてんねん!しってるか!」 …しらんわいー(2009年9月)
ある日突然、娘が私にあつくかたってきました。
どぼっとは、ロボットのことだと思います。
娘が明日、ほんとにサンタさんがプレゼントを持ってきてくれるか不安がっていたので「ブログに書いておいたから大丈夫だよ!!!」と言ったら娘は「ええええええええー!さんたさん、ぱそこんもってるの?!」と、おどろいていた。(2009年12月)
サンタさんのイメージをこわしてしまいました。
今年もサンタさんにプレゼントをもらおうと思っているようです。
サンタさんはクリスマス以外の日は、おもちゃつくってはるらしいです。
鏡を見ていた娘が、鏡にうつると反対になることをさっき発見したらしい!(2010年4月)
おしゃれをしたので鏡をうっとり見ていた時に、見過ぎて気づいたようです。
娘とケンカ ケンカの原因は、娘がカルピスを薄めずに飲んでいるのを見た私が、うわ!っていったから。(;_;)(2010年4月)
娘の感覚も豊かになりました。
カルピスを自分で作っていました。作り方を教えてなくてごめん。
娘 学校のプリントなくす ぽつりと一言「やぎがたべはった」 それを聞いて思わず吹いてしまった(2010年6月)
かわいいうそも、つくようになりました。
娘がわたしのなぞなぞぎらいを克服させるために、 なぞなぞのなぞ っていう本をかりてきてくれて、娘の親切さに泣きました。(2010年7月)
娘はとても私によくしてくれる人のひとりです。
娘の素朴な疑問
おかーちゃん、おかーちゃんのなまえなに?
私の名前を知らなかったようです。
おかーちゃん、まじょさんじゃないやろー?
おかーちゃんはあなたのことを何でも知ってるんですよー。
なぜなら、魔女なので、魔法を使ってます。と言ったら、信じてくれませんでした。
ここってきょうと?
自分がどこに住んでいるか知らなかったようです。
あのひとっておとーちゃんのともだち?
夫の弟を6年間、夫の友達だと思っていたけど何か違うと感じたようです。
毎日、こんな感じで、娘は私にちいさな楽しみを運んでくれています。
両手を広げて、笑顔で「おかえり~!」と言うと、私に飛び込んできてくれるのが、嬉しいです。
全5回の思い出ばなし。
数年後の、あなたを、30歳のお母さんは、ここでお待ちしております。
娘が漢字も読めるようになったら、見てもらいたいと思って書いたのですが、娘ははたして、私の文章をその時、読んでくれるでしょうか。今は、見てもらうと、写真とひらがなのところしか見てないようで、写真をみて笑ってます。
「勉強をしっかりやれば読めるようになるよ。」と言ったら、「べんきょうがんばる」と言っていましたよ。今も変わらず、怠惰せずしっかりやっていますか。もし、今、困っていることがあったら、恥ずかしがらずに、お母さんに言ってください。一緒にどうしたらいいか、考えましょう。一人で考えるのは、ほどほどに。うまくやっているなら、それでいいです。ただ、どうしてるかは、たまに教えてください。
お母さんは、もしかしたらひどいことを言っているかもしれませんが、産まなければよかった。とか、いないほうがいい。とか、思っていません。もう、言わなくなってしまったかもしれませんが、あなたのことをとても大事に思っています。だって、いつも言ったじゃないですか。おかーちゃんのこどもだからって。
もうちょっと複雑なことを書こうと思ったけど、今の私はこれが精一杯。
お母さんももっと勉強して、いろんなことがちゃんと書けるようになりますね。

成長してくれるのは嬉しいんだけど、おかーちゃんはさみしいなー。
ま。おかーちゃんのことは、そんなに気にせず、大きくなってください。慣れてますから!
ていうか、気にしてないって!?えええー。ひどーいヽ( )`ε´( )ノナニソレ超サミシイ!

育児・子育て
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