お正月の買い物にデパートに行った時、「お正月昆布」というものを見つけました。
これは料理に使うものだろうと思い、購入してみたのですが、うちに帰ってみると使い方がわかりません。調べてみると、この「お正月昆布」は、料理に使うものではなく、鏡餅の飾りにつかうもののようです。
袋から出してみるととろろこんぶのような香りがします。
非常に薄く和紙のようにも見えます。
Wikipediaでは鏡餅の飾り方が簡単に紹介されていました。
今日では、三方に半紙を敷き、その上に裏白(羊歯の一種)を載せ、大小2つの餅を重ね、その上に串柿・干しするめ・橙・昆布などを飾るようになっている。
鏡餅 – Wikipediaより引用
実家では鏡餅をちゃんとお正月に飾る習慣があり、おばあちゃんが大小2つの餅の上に串柿・橙を飾っていました。実家では豪華な飾りつけを見たことがなかったので、昆布を飾るということを知りませんでしたが、昆布は昔「広布」(ひろめ)と呼ばれ、家族の幸せを願った縁起の良いものとして親しまれてきました。
これを知って、改めてお正月昆布のパッケージを見てみると、この部分(写真参照)が昆布を示しているのだなということがわかりました。ネットで豪華な鏡餅の写真を見ていたのですが、お正月の鏡餅をスーパーで売っているプラスチックのパッケージに入った簡易的なものですましてしまう、自分のこの怠惰が、なんだか運気を下げそうな気持ちがしました。
今年(2009年)の鏡餅には間に合いませんでしたが、2010年の鏡餅は豪華な飾りつけにチャレンジして、家族の幸せを願う気持ちをぎゅっ。とつめこみたいと思います。
鏡開きは1月11日。
参考サイト / 外部サイト
鏡餅 – Wikipedia
鏡餅の回答 – 「鏡餅のお飾りにはどんな意味がありますか? 」参考
鏡餅/Japanese New Year on Flickr – Photo Sharing! – 昆布を使った鏡餅の写真