私が子どもの頃、じいさんばあさんから話を聞いて、なんとなく知っていたあけび。
話は聞いたことあるけど、食べたことがないので、どんな味がするのだろう?と食べてみたくなり、ネット通販でお取り寄せしました。
近所のスーパーなどでは見かけることがなく、どこで買えるのか皆目見当がつかないため、楽天市場のショップから注文。
今回利用したお店はこちら
※期間限定で取り扱われていました。
庄内観光物産館
秋の味覚「あけび」ってどんな味 食べた感想
あけびの味
あけびの皮も、中の種の周りの部分、どちらも食べました。
皮はほんのり苦いです。中のゼリー状の種の周りの部分は、ほんのり甘く柿っぽい味がしました。
通販で購入したあけびは、
山形県産 JAさかえ西村山・朝日
朝日町あけび生産組合
のもの。
品種は「秋華」。
出荷用のいいあけびといったポジションでしょうか。
クール便で届く商品でした。
実が割れる前に収穫、県内のほか関東、関西方面などに出荷している。五十嵐さんは「アケビは秋の味。独特の苦味があり、大人の食べ物。ぜひ味わってほしい」と話す。キノコや肉を加えたみそ炒め、素揚げなどがお薦めという。収穫は10月中旬まで続く。
秋の味覚、アケビ収穫始まる 産地の朝日町|山形新聞 2014年08月28日
あけび産地の山形県の朝日町では、あけびの収穫は8月の終わりから10月中旬ごろまで。
私は、春には竹の子やわらびをとりに山に行くことがあったのに、あけびを食べた記憶がなかったのは、あけびの時期が秋だからですね。
秋は山に行ったことがない。独特の苦味のある大人の食べ物だそうで、果たして子どもは食べてくれるのか?
あけびの見た目
実の大きさは、手に乗るくらいの大きさ。
特にこれといった独特の強い香りもありません。
皮はつるつるしていて、デリケートな感じです。傷みやすそうで、実際ちょっと傷んでいました。
たま~にあけび色というのを聞くのですが、この紫がかった色のことなんだろうなというのがわかりました。(あけびを見たことがなかったので、どんな色なのかよくわからなかった)
あけびはどこを食べるのか?
果たしてどこを食べるものなのでしょうか。
↓
あけびの断面。
包丁で半分に切ると、中には黒い種。
私はこれを見て、どこが食べられる部分なのか、全くわかりませんでした。
皮に線が入っていたあけびがあったので、手に持って触っていたら、パカッとあきました。
なんとなくイメージに残っているあけびは、パカッと割れていたので、時期がきたら割れるものなのかというのを察しました。
説明書を見ていたら、皮の部分を食べるものだと思っていましたが、どうやら、種の部分も食べられるようです。
皮からきれいに種部分がとれました。
黒い種は食べられないけど、周りの白い部分が食べられるらしい。
<結論>
黒い種だけは食べられないらしい
(もしかして:この種、発芽する?)
あけびを食べた感想
まず、あけびを生で食べました。
料理に使う食材なのかと思ったので、生で食べても大丈夫なのか?と思いつつ。
<あけびを食べた感想>
皮 → ほんのりと苦い
種の部分 → ほんのり甘い。味は柿っぽい。
皮は、生で食べたい感じではありませんでした。
種部分は、白い部分はほんのり甘くて美味しいと思いました。
しかーし!黒い種を出すのが大変すぎます(汗)
以上のことから、
じいさんばあさんから聞いた、「山であけびとって食べた思い出」は、「種の部分の白いところ」のことをと言っているのだと予想。
今回購入したあけびには、皮部分を食べるレシピがあったので、料理もしてみました。
→→→→ あけびの料理に続く
通販で取り寄せたい場合は、時期によっては買えないこともあります。
楽天市場やアマゾンで探す際は、苗と間違えて買わないように注意してください(^^)