4月のある日、スーパーの野菜売り場で「わらび」を見ていると、横に「つくし」を発見しました。
スーパーでつくしが売られているのを見て、つくしって買うものなんだ。と驚きました。
わたしは実家が四国でとてもゆったりしたところで育ちました。庭があったので、幼いころはほぼ家の庭で遊んでいました。そんな家の庭での春の風物詩のひとつに「つくし」がありました。
パックの中に30本くらいはいったつくしのお値段は98円。(2008年の情報です)
私が買ったのは、JA名西郡のつくしでした。徳島県にある名西郡というのは、とてものどかなところです。
私の住んでいる辺りでは、つくしがめずらしく、少し迷ってつくしを購入しました。
家族ではかまをとり、バターで軽く炒めて食卓へ。
夫は珍しそうに一回口に入れただけで、その後は口にすることはありませんでした。
つくしのお取り寄せ
季節限定ですが、ネット通販でもつくしのお取り寄せができるようです。
※期間限定の取り扱いなので注意
先月実家に娘と帰っていましたが、幼いころと同じように娘と一緒に庭で遊んでいました。
私が子供の頃、毎年同じ場所に顔を出していた「ふきのとう」も何十年たった今でも同じ場所に居りました。
ふきのとうだけではなく、つくしも変わらず生えていて、娘と一日中そのつくしをとって遊びました。
もちろん取ったあとは、はかまをとって、あくを抜いてから、調理します。
私はつくしの苦味がたまらなく好きで、バターで炒めて少し塩をふって食べました。
私がたいそう喜んで食べているので、娘も美味しいものだと思ってつくしをたくさんくちにいれます。
いれた瞬間「うわ~。これはなに~??」と妙な顔をしていました。
わたしは「さっきとったつくしだよ~。」というと、娘は「からいよー。」と言って口から出してしまいました。
少し癖があるし、はじめて食べた味だったので、びっくりしたんでしょうね。
さて、実家では庭に生えていたつくしですが、京都に帰ってくるとつくしはなかなか見つけることができません。街中だとつくしスポットって知らないと、みつからないものです。