周りの人からどんな風に声をかけてもらうと、自分がやる気になるかご存知でしょうか?
私は考えたことがなかったので、自分はどうなのかすぐに思い浮かびませんでした。
「やる気がでる言葉」も人によって違っていて、自分が相手に伝えた言葉で嫌な気分にさせてしまうなんてこともあると、学習する機会があり、私の体験談を絡めながらこのブログ記事にまとめています。
伝え方コミュニケーション検定・初級を学びました
この度、モニター受講させていただいて学習したのは、株式会社ジェイ・バンが運営する「伝え方コミュニケーション検定」という性格統計学が学べる検定講座です。
私自身コミュニケーションという言葉には、苦手意識はあるものの興味を持っていて、日常生活やインターネットでも、コミュニケーションについて意識する機会が多いなあと思っています。
コミュニケーションは、自分が専門的な知識を身に着けたり、生育環境や生まれ持った素質がなければ、上手にできないことなのでは?と思うほど、自信を失うこともありますが、基本はシンプルだとわかりました。
コミュニケーションがうまくいかないことによって悲しい結果になった体験も多く、それを避けるためにも、大事な力だと思っています。
嫌な思いをするなら、コミュニケーションのない生き方をしたいとも考えましたが、それも難しいですよね。
ということで、具体的にどうすればいいか?はわからないまま自信なく生きていましたが、よい機会に学習できたことを嬉しく思っています。
伝え方コミュニケーション検定・初級とは
よりよい人間関係を築くため性格統計学をもとに、相手に伝わる「言葉の選び方」について学ぶ検定講座です。
初級講座では、性格統計学の「希望型・慎重型」という2つのタイプの違いでおこりやすいコミュニケーションギャップとその解決策を学べます。
また、中級講座では、性格統計学の「ビジョン・ピース・ロジカル」という3タイプの特徴・タブーと、相手に合ったほめ方・かかわり方が学べます。
コミュニケーションの悩みを解決する糸口が見つかる
相手に伝わる「言葉の選び方」が大事だとはわかっても、何が伝わるのか、どんな言葉を選べばいいのか、私にはわかりません。
- 言いたいことをうまく伝えられない
- 人間関係がうまくいかない
という体験は、人間関係の悩みにも繋がります。
人間関係の悩みの大半は、相互に理解し合うコミュニケーションで、言葉の理解の仕方や価値観の違い、世代の違いなど、食い違いによるコミュニケーションギャップが原因です。
自分と相手の違いがわからなければ、不快に感じた原因がわからずストレスに繋がるため、勉強して知識を持つことは、心の健康にも直結することなので、学んで損はないと私は思いました。
相手にどのように聞こえるかなんて、わからないでしょお~と思いましたが、「性格統計学」のノウハウを学ぶと、自分と相手の違いがわかるようになります。
コミュニケーションギャップの改善は、自分と相手の違いを知ることなので、まずはタイプ分けによって「自分の軸を知ること」からはじめました。
伝え方コミュニケーション検定の学習方法
5部構成の動画(計140分)を視聴し、Web試験(10問)を受験します。
合否は即時判定され、合格すると合格証を発送してもらます。
履歴書に書ける検定資格で、一般社団法人 日本ライフコミュニケーション協会(JLCA)が認定団体となります。
性格統計学とは
性格統計学とは、株式会社ジェイ・バン代表取締役を務める稲場真由美氏が、16年間のべ12万人の統計データを解析し、人間関係がうまくいくコミュニケーション法として体系化した対人関係のソリューションメソッドです。
人の性格を2軸で4タイプに分け、立場とタイプの違いから現状を分析します。
性格統計学の書籍
性格統計学に関する3冊の書籍も出版されています。
性格統計学の考案開発者の稲場さんへのインタビュー記事がこどもまなび☆ラボにて公開されていましたので以下にリンクします。
- 性格統計学の提唱者が語る。「親子は考え方も似る? それはただの思い込みです」
- 子どもが言う「なんとなく……」に、親が「どうして?」と聞いてはいけないわけ。
- 子どものタイプ別・自己肯定感が本当に伸びる褒め言葉。「すごいね」だけじゃ響かない!?
- 「いくら言っても分かってくれない」のは、叱り方がその子に合っていないから。
性格統計学が学べる講座
性格統計学は、伝え方コミュニケーション検定(初級~上級)で学べます。
講座名 | 初級検定 | 中級検定 | 上級検定 |
---|---|---|---|
概要 | 2つの思考 5つの心理法則 | 3つの価値観 | 4つのタイプ |
受講方法 | オンライン講座 テキスト | Eラーニング テキスト 価値観分析レポート(3名分) | クラウドアプリ「伝え方ラボ」 ①性格診断機能付 ②コミュニケーションアドバイス ③Eラーニング塔載 |
受講時間 | 3時間 | 3時間 | 伝え方ラボ 12か月間使い放題 |
検定試験方法 | Web試験 | Web試験 | Web試験 |
オックスフォード大学が発表した論文「2030年に必要とされるスキル(The Future of Skills: Employment in 2030 – University of Oxford)」によると、戦略的学習力、心理学、指導力、社会的洞察力などが上がっています。
今後は、コミュニケーション力や問題解決力、創造力が必要とされるスキルになると思うと、コミュニケーションについて学ばないことは大きなリスクだと感じました。
伝え方コミュニケーション検定初級の受講方法
伝え方コミュニケーション検定の受講はインターネットで行います。
私は「初級講座」を受講しました。初級のカリキュラムなどは以下のページでまとめられています。
初級講座の詳細
伝え方コミュニケーション検定・初級講座
どのように学習したのか?
私は、スマートフォンとパソコンで、ジェイ・バン「伝え方ラボ」に、ログインしました。
受講ガイドやテキストはログイン後の画面にあるので、ファイルをダウンロードします。
Eラーニング動画をスマートフォンで見ながら、テキストに書き込みたかったので、自宅のプリンターでテキストを印刷しました。
両面印刷(長辺閉じ)で10枚分のテキストでした。(片面印刷だと20枚)
オンライン講座を見た印象
オンライン講座は、録画された動画を見て学習します。パソコンだけではなく、スマートフォンで見ることができますが、インターネット環境が必要です。
Eラーニング動画はスマートフォンに、イヤフォンをつないで耳で聴きながら、テキストに書きこみながら受講しました。
音声のスピードを少し速くしたり、巻き戻して聞くこともできました。
受講後の試験の難易度
伝え方コミュニケーション初級検定の試験問題は10問で、合格基準は80点以上です。
問題数も多くなく、試験の制限時間もないので、落ち着いて受験すれば合格できると思います。
自分の好きなタイミングで受験でき、合格後に手続きすれば、一般社団法人 日本ライフコミュニケーション協会より合格証書が発送されます。
受講後の変化
伝え方コミュニケーション検定初級の動画を見ながらワーク&トレーニングをして、自分に響く言葉を知ることができました。
ワーク&トレーニングで、自分が「希望型」「慎重型」のどちらなのか知る手がかりを得られます。
希望型は、メリットが直接わかる言葉に響くタイプで、慎重型は、リスクを回避できる言葉に響くタイプです。
私は「希望型」でした。基本的には希望型の言葉を使うのですが、子どもに対する声かけでうまくいかないことが続くと慎重型の言葉を多用する自覚があります。
相手に合わせて使いわけているわけではなく、自分の感情で使い分けていたので、うまくいかなかったのかなあと思いました。
伝え方コミュニケーション検定・初級講座を受ける前は、うまく伝わらないことがあると自分や相手に欠点があるから伝わらないと思いがちでした。
受講後は、私が使った伝え方では「うまく伝わらなかった」と思えるようになりました。
- 「うまく伝わらないこともある」だから、相手に伝わるように伝えよう
- 「今の言い方は何が言いたいのかわからなかった」だから、何が言いたかったのだろう
と、意識して考えられるようになったのが、私にとっては大きな変化だと思いました。
自分が子どもに対して、よかれと思って声をかけたら、
「お母さんが、そんな事を言うから、やる気をなくした」
と言われることがありました。
それを聞くと(人のせいにしないで欲しい怒)とイラっとしていましたが、これは自分が招いた結果だと反省できるようにもなりました。子育てでも使える伝え方については、上記でリンクしたインタビュー記事でも触れられます。
また、書籍「わが子がやる気になる伝え方~性格3タイプ別の声がけで自己肯定感が高くなる~」内で紹介されている「性格統計学」から見た4つのタイプは、伝え方コミュニケーション検定・中級で学ぶことができます。
初級では4つのタイプは学べないので、もっと知りたい方は、中級講座を選べば、初級中級共学ぶことができますよ。
申込はこちら→ 伝え方コミュニケーション検定・初級講座
申込はこちら→ 伝え方コミュニケーション検定・中級講座