保命酒屋さんにて
保命酒屋さんのお母さんに誘われて、冷えた保命酒をいただきました。
養命酒のようなものだとは聞いていましたが、味が想像できず飲んだ瞬間「あまっ!」と、言ってしまいます。アルコールの度数は14度だそうで、一口飲んだだけでも、私はほろよい。
なぜ、金魚?
ああ、冷たくて美味し・・・??なぜそこに金魚?
保命酒をいただきながら(オシャレなガラスのテーブルだなあ)と、思ってじっくり見たそれは、何かおかしい。これは、もともとテーブルのようなものではないようだ。と、ふとなにか気になる店内を見渡してみます。
保命酒について
こちらが商品。サイズが違うガラスの瓶が並んでいます。ぱっと見ただけでは、お醤油のようにも見えますが、保命酒です。保命酒以外のものはありません。
じゃあ、ここにたくさんある、たぬきや徳利はなんだ?と思いますよね。
趣味ですか?と、ききたかったところですが「これは・・・」と切り出してみると、お店のおかあさんが優しく教えてくれました。今は瓶に入って売られているようですが、昔はこのような徳利にいれて保命酒を販売していたのだそうです。動物モティーフのものから、壺っぽいもの、巨大なものからいろいろな焼き物が店の中で見ることができます。
よく考えたら、一番はじめに手渡された御猪口も・・・?
さて徳利を見ていると、保命酒ってなんだ?という話しになります。
鞆の浦の情報を調べているときに、ちらっと"鞆の浦では保命酒が有名"といった話題を見ていたので(なるほど~。これが、保命酒か)と思っていました。
生薬がとけこんでいるお酒ということで、体によさそうなイメージがしました。
広島にはよく出入りしますが、お土産コーナーを見ていても、鞆の浦について調べないと保命酒は全く知らないままだったので、あたらしいお土産を知って嬉しく思いました。鞆の浦には保命酒を扱っているところが4軒あるそうで、保命酒屋さんはその中のひとつなんだというのを後で知りました。
保命酒の酒粕やお菓子や飴なども売られているようです。
保命酒屋さんのお店の中
たくさんの焼き物が並んでいます。
看板なども飾ってありますね。
現在ではもう保命酒の販売しかしていないようですが、昔の名残が店内に残っていました。
この中に保命酒を入れていたようですが、現在はメダカが泳いでいました。
2階をみせていただくことに
建物は築何年くらいか聞いてみると、100年か150年(記憶があいまいでごめんなさい)で、昔の様子がいたるところに残されているように思いました。
お店の中にあるものに興味を抱いていると、おかあさんが2階がギャラリーになっているので見てみては?と声をかけていただき、お言葉に甘えて、お邪魔してみることに。
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保命酒屋さん 広島県福山市鞆町鞆841−1
つづき>> 保命酒屋さんの2階にて