仙酔島で塩づくり体験
塩工房の中では、塩が作られていました。
塩づくり体験はこちらではなく、屋外で。
どうやって塩づくりをするのか、まったく頭になかったので、
(あ・・・こういう感じで、塩ってできるんだ。)
と、すこし拍子抜けします。夫さんには「地味だね」と言われました。
用意していただいたのは、ガスコンロと、小さめの土鍋と、かき混ぜるものと、スプーンです。
土鍋の中には、ある程度塩分の濃度を濃くしてくれている塩水が入っており、舐めてみると、とても塩辛いです。この塩水(海水)が入った土鍋を、ひたすら火で温め、水分を飛ばしていきます。
10分くらいすると、塩だけが鍋に残ります。
この辺りになってくると、塩の小塊がパチッっと飛んできます。
それまであまり興味のなかった夫さんも、面白がって一緒に混ぜ始めます。
さらに根気強く混ぜていると、さらさらの塩になりました。
しかし、まだまだまぜたほうがよかったようで、小さな塊も残ってしまっています。
自分で作った塩のほか、塩工房で作られた塩もいただくことができ、見比べてみると、やっぱり違うなあ~と、家族で感心。あそこで火を消さずにもうちょっとこうやっていたら・・・なんて言いながら、塩工房をあとにしたのでした。
はじめは地味だな~なんて言っていましたが、娘もとても感動したようで、私も塩ってこうやって作ることができるんだなあと、はじめて知ることができました。