野菜をおすそわけする。(4日目)
親類と会う予定があったので、そうだ!野菜をおすそ分けしようと、うちにある野菜を物色していた。
たまたま先日実家のほうから食材が届き、ミレーの野菜他にも、米やら、ナスやらトマトやらすももやらで我が家は実に豊かな状態になっているのだ。実家ではもうすぐ80歳になる祖父母が米と野菜を作っており、野菜に関しては自分たちで食べるものを作っているので農薬などは使っていない。
おじいちゃんがいうところでは、自分で食べるものに農薬なんか使えるか!だそうだ。どうして農薬を使うかというと、農薬を作った物しか買ってくれないからだということ。あと、農薬を使ったほうが虫がつかないで手間無くたくさん作れるというのもある。でも農薬を使わずに虫をつけないで作物を作る知恵は持っているののも事実だ。
農薬を使った物しか買ってくれないというのを補足すると、とりあえず見た目がきれいなものしか売り物にならないそうで、虫がかじっていたり、農薬とは関係ないけれど形が変なものは売れないからだめなんだと。どうして買わないのかわからないと言っていたが、じいちゃんがスーパーに買い物に行くようになってから、いきなり野菜の形にこだわるようになったことがある。まあそれも野菜を出荷している時だけのブームで、自宅で食べる野菜を作る際には、まったく農薬は使わない。虫に食われようが、いっぱいあるから虫にくれてやるぜ!くらいの勢いだ。
虫がつくのは当たり前のことだというのを私は小さい頃から教わっていて、キャベツに青虫がつくので、モンシロチョウを見つけたら捕獲してくれ!といわれ、いつもチョウチョを網で捕まえていた。で、わたしはそれをむしかごで育てていて、卵も生まれ青虫になるんだけど、青虫になったとたん、ばあちゃんが殺してしまうのだ。
幼い私は「何で殺すのー!」と激怒するんだけど、ばあちゃんは「それは害だから。」の一点張り。別に殺さなくても~と訴えるけれど、やはりだめ。
そんな様子を見ていたじいちゃんは、ある日突然チャボを飼育し始めた。私にチャボに青虫を食わせると喜ぶぞ。とおしえたので、私も調子にのってチャボに青虫を与える。チャボがくっくくっくと喜んで青虫を食うので面白い。面白がって飼っていた青虫をチャボに与えて、さらに畑のキャベツについている青虫までチャボに与えていたので、さぞかしじいちゃんはしめしめ...な状態だっただろう。そのチャボはメスだったので、卵を毎日産んだんだけどその卵を食べられるのはじいちゃんだけだった。
ああ、そういえば、わたしは虫はムカデとゴキブリとバッタ以外はだいたい触れる子供だったけれど、20歳を過ぎてから、げじげじとかトンボが触れなくなった。じいちゃんはすででゴキブリを握りつぶすくらいのつわものなのだが、まあゴキブリが出てきゃーきゃー騒いでいる時にじいちゃんがいると頼もしいのだ。どうでもいいけど、カキの葉につく虫に刺されると恐ろしく痛い。我が家では「いたいいたいむし」と呼んでいた。相当痛い。「いたいいたいむし」のほんと名前は知らないし、どんな蝶(もしくは蛾?)になるのかもなぞの生き物だった。
と、まあ、私はこういう幼少時代を過ごしていて、食事を作るのにも、買い物に行くというより家の横の畑で野菜を収穫してくるというのがごく当たり前の生活だったので、食べ物を買いに行くのが面倒臭い。むしろ食べ物にお金を払うという感覚があまりなかったので、スーパーに行くといつも高い!高い!を連呼するめんどくさい子供だった。
ただ今は、そういう環境で生活しておらずごく一般的な消費者であるので、いろいろ考えることがある。うそ。やっぱりあまりない。
安くておいしいまたは便利なものを買おうとしている。ただ、安くておいしくて便利なものは、疑わないといけないことが多い気がする。
そもそもわたしはおいしいという感覚が人と違っているようで、夫などは料理に対して美味しい美味しくないという判断をするけれど、私は料理に対してあまり美味しいとか美味しくないとかがわからない。ただ、食材そのものに関しては美味しいとかそうじゃない判断はできる。食材がもつ風味のような...なんでしょうか、それがもつ雰囲気のような味?それを感じると美味しいと思う。
ミレーの野菜を食べて思い出したけれど、野菜の本当の味ってこれなんだよね。
普段食べているものも確かに美味しいものはあるのだけれど、味が薄かったり?飛んでる感じ?変な味が混ざってる感じ?(うまく表現できないので疑問系だけど)があるので、なんだろうなあ?こんなものなのかなあ?と思いながら食べることがある。とりあえずミレーの野菜に関しては私は美味しいなあと思った。というより、やっと普通のものを食べている気がした。感覚的なことを書いてちょっと分からないかもしれないけれど、そんな感じ。
というわけで、親類には、にんじんとトウモロコシをおすそ分けしたのだ。絶対食べてびっくりしてるはずやで。うふふ。
あと、うちのじいちゃんがつくった、ナスとトマトもつけておいた。今年はどうやらトマトに虫がだいぶよってきたみたい。カメムシだろうか?
うちのじいちゃんから届く野菜も言ってみれば、宅配野菜だ。だれが作っているのかわかっているし、どんな作り方をしているのかわかっている。無農薬野菜のミレー
のサービスも、うちのじいちゃんが作った野菜を届けてくれるような、あたたかいサービスなのかも。
あと、野菜を作ることは虫を呼ぶ。虫がきたと大騒ぎして殺してしまうことをしないで、虫を呼ぶようなことをしたのだから、そういうことをするとこういうことになるというのを知る機会だと、いろいろなことを考えてほしい。きっとたくさんの発見があると思うし、そういうことを子供に教えるのも大事なことかもしれない。
NBonline(日経ビジネス オンライン)のいい米作ってたくさん売りたい。ただそれだけ(雑草との格闘、家族の反対...。それでも米を作る男3人の挑戦)という記事をこの記事を書いている時に読みましたが、とても共感できることが多い記事でした。
"戸邊流"米作りを実践する高橋さんの取り組みは、間違いなく、地元住民に"戸邊秀治という生き方"(できるだけ人力で、無農薬、化学肥料を使わない米作りをし、石油の輸入の停滞と食糧危機を想定し、自給自足を目指す)を理解してもらうための、大きな貢献となっている。初老の1馬力の行動は、未知数の影響力となって松之山の内外に及んでいることは間違いない。また、掲載されている写真もすてきですね。
いい米作ってたくさん売りたい。ただそれだけ
※レビューポータル「MONO-PORTAL」の企画に当選しましたことがきっかけでこの記事を作成しています。多くの方が応募されている中、選んでいただきちょっと気合いを入れて記事を作成しています。宅配野菜がどんなものなのか、どんな野菜なのか、わたしなりにレビューしていますので、お買いもの参考にしてみてください。
今日はバタバタしていて写真がありませんでした。
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保育園だけではなく、家庭でも何かできることがないか考え中です。服部幸應の食育インストラクター養成講座が気になってます。(mokari)

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